Amazonランキング1位(新規・心理学部門)になった、
「あなたの弱さを強みする技術」 ポジティブ心理学の最も「強み」について,どこよりも,やさしい入門書である、
【ポジティブ大全】著:徳吉陽河(とくよしようが)を読ませていただきました!!
いつもポジティブな気持ちでいたいと思っているんですが、
時には落ち込んでしまう日もあります…。
特に、育児に関しては、子供が産まれた日が、私が母になった日なので、
うまくいかなくて、落ち込んでしまう日も増えてしまいました。
だけど、この本を読むと、日本人は遺伝的にネガティブになりやすい民族なんだそうです。
このことを知るだけでも「私だけじゃないんだ…!」とホッとできました。
悪いことがあると、ドーンと落ち込む娘を見て心配する日もあったんですが、
これも日本人なんだからしょうがないか!と思えました。
人生経験からか、私は基本的にポジティブな方だと思います。
落ち込むけれど、時間が経てば「しょうがないから、また頑張ろう!」と思えます。
だからこそ、思いっきり落ち込んでしまう不器用な娘を見ると、
上手にポジティブに考えれるようになって欲しいと願ってしまうのです。
自分ができても、娘にはうまく伝えれないのが、私の今の悩みです。
【ポジティブ大全】は、そんな私を助けてくれるような本でした。
この本には、「ポジティブ」に大切な「ストレングス」のタイプが細かく書かれています。
自分にとっての「ストレングス」を見つけることが「ポジティブ」になれる近道なのです。
私が面白いと思ったのは、読めば読むほど、「ストレングス」を知れば知るほど、
家族や知人の「ストレングス」が何かがよくわかって、その人とどう向き合ったらいいかがわかるところです。
そして「ストレングス」にも注意するポイントがあって、気をつけなければいけないこともきちんと書かれているんです。
つまり、自分の「ストレングス」がわかれば、自信を持って、その「ストレングス」を生かしながらも、
注意すべき点はわきまえる。
そして、自分以外の人の「ストレングス」がわかれば、その人がどのような人かもわかってくるので、
人とのコミュニケーションがとりやすくなると思いました。
この「ストレングス」を組み合わせた応用方法や、逆に落ち込んだ時にどうしたらいいか、なども書かれていますし、
ビジネスや教育、社会に生かす方法も書かれています。
不器用な娘に上手く前向きに進める子になって欲しいと思う、私のような立場の人以外にも、
学校やお稽古の先生で、生徒との関係に行き詰まっている人や、
新しく人間関係を築いていきたい人にも、背中を押してもらえる、素晴らしいヒントが満載です。
夫婦関係や、友人関係にも活用できると思います。
自分のことが知れるだけでなく、周りの人間がどんな人が理解できる心の辞書のような本です。
前向きになれると、一日が楽しく過ごせるようになりますし、
トラブルが発生しても、柔軟に回避できて、最後が笑えるようになります。
沢山のネガティブに悩む人たちに知って欲しいです。
総合法令出版
もっと自分を知って好きになる! ポジティブ大全