AGAクリニックおすすめランキング13選！薄毛治療の費用から選び方まで徹底解説

AGAとは？薄毛の原因は男性ホルモン

AGA（男性型脱毛症）は、成人男性に発症するもので、徐々に毛が細くなり抜け毛が進行する疾患です。

額の生え際や頭頂部に多く見られ、進行すると前頭部から頭頂部にかけて毛髪がない状態になります。

1：AGAの原因

AGAは、男性ホルモンによる毛髪の成長サイクルの乱れが原因です。

その他の要因として、遺伝要因、睡眠不足、ストレス、生活の乱れなどがあげられます。

AGAでは、男性ホルモンの1種である「テストステロン」によって、髪の成長期が大幅に短縮されてしまいます。

そのため十分に髪が成長できずに細くなり、抜け毛のサイクルも早くなって薄毛になるのです。

AGAは20歳以降に発症するケースが多いですが、早いと10代から髪が薄くなり、遅い場合は50代になってから発症することもあります。

2：初期症状と進行の仕方

AGAでは、以下の初期症状が見られます。

AGAの進行のパターンはM字・O字・U字の3種類があります。

M字タイプは、初期は生え際の中央部を残して進行し、脱毛が進んでいくと中央部も後退していきます。

中央の生え際の後退によりおでこの面積が増えてきたら要注意。

そのままU字型に進行するおそれもあります。

O字タイプは初期は分かりづらく、つむじの地肌がかなり見えるようになってから気づくことも多くなります。

放置していると前頭部も薄くなることがあり、最終的にはつながって前頭部から頭頂部まで毛髪がない状態になる可能性も。

U字タイプは、見た目に最も影響が出てしまうタイプです。

M字型とO字型を併発していることもあり、その場合はすでに進行が進んでいることも考えられます。

太い血管が通っている側頭部や後頭部は最後まで残ることが多いのがU字タイプの特徴です。

3：早期の診断で予防や治療効果が上がる

AGAは発症してしまうと自然に治ることはなく、徐々に進行していきます。

そのため早期治療が鉄則です。

進行してしてしまったAGAは、治療効果が薄かったり、より高価な治療が必要になることも出てきます。

薄くなったかも？くらいの初期から進行を食い止め、抜け毛を予防することがAGA治療の鉄則です。

AGAクリニックとは？治療の種類・費用・期間を解説

AGAクリニックは、男性の薄毛治療専門の診療施設のことです。

専門医による診断やカウンセリングが受けられ、治療の選択肢も多くなります。

1：AGA治療の種類

AGAには投薬治療、注入治療、植毛治療の3つがあります。

AGAの初期段階で治療を始めれば効果が出やすいので、気になったら早い段階で診断を受けましょう。

投薬治療

AGA治療で最も多く選択されるのが投薬治療です。

初期〜中期のAGA治療に適します。

投薬治療では、AGA予防薬のフィナステリド（内服薬）とAGA治療薬のミノキシジル（外用薬）の併用が一般的です。

フィナステリドが効かない方には、代わりにデュタステリドが使用されます。

通院頻度は月に1回程度で、料金相場は月々5,000円〜25,000円です。

料金を安く抑えたい場合はジェネリック医薬品を選択できるクリニックを選びましょう。

注入治療

注入治療は、ある程度AGAが進行していて、投薬治療の効果がみられない方の治療法です。

毛髪の成長因子や栄養分を頭皮に注入し、発毛促進を促します。

まだ検証中ですが、効果がある人もいます。

メソセラピーとHARG療法の2種類がありますが、クリニックによって具体的な治療の方法は異なります。

一般的には、月1〜2回程度の治療を半年〜1年間継続します。

費用は1回あたり2万〜8万円と高価になるので、治療を受ける際には医師からしっかりと説明を受けてから行なってください。

植毛治療

重度のAGAの治療で、「自毛植毛」と「人工毛植毛」の2種類があります。

地毛植毛は自分の後頭部などの目立たない毛を移植する手術です。

人工毛植毛は、ナイロンやポリエステル製の人工の毛髪を頭皮に植毛します。

費用は総額で40万～130万円と高額になり、治療も大掛かりであまりおすすめできない治療法です。

2：AGA治療の流れ

一般的なAGA治療（投薬治療の場合）の流れは以下のようになります。

AGA治療では、相談やカウンセリング〜診断までは無料で行っているクリニックも多く見られます。

AGA治療をはじめる前の診断では、クリニックによっては問診の他に血液検査を実施します。

脱毛以外の病気はないか、投薬治療ができる健康状態かといったことを調べるためです。

血液検査も無料のクリニックがありますので、治療以外はノーコストにしたい場合は血液検査無料のクリニックにしましょう。

AGAの診断を受け、治療に同意すると投薬がスタートします。

その後は頭皮や髪の状態や健康の状況を確認しながら定期的に通院します。

AGAと診断されたからといって、必ず治療を行わなければいけないことはありません。

無料相談だけしてもいいですし、複数のクリニックで説明を受け、最も気に入ったクリニックを選ぶことも可能です。

3：AGA治療の期間

AGAは現在、根本治療ができないため、治療を始めたらずっと続けることになります。

AGAの治療効果を確認するための期間は平均6ヶ月〜1年です。

効果を実感するには最低でも3ヶ月以上かかるので、気長に取り組みましょう。

治療の初期段階では投薬や通院の頻度も高くなりますが、ある程度効果が安定してきたら通院頻度や薬の量を減らすこともできます。

髪の状態によって減薬できれば、コストや精神的負担を減らせますから、クリニックと相談の上で検討してください。

AGAクリニックで薄毛治療をするメリット

AGAは自分でケアすることも可能です。

しかし、クリニックで専門的な治療を行うことには多くのメリットがあります。

1：専門機関なので安心

AGAクリニックでは医師が薬を処方してくれて、血液検査で健康状態などもチェックしてくれるため、健康を損なうおそれがありません。

また、自分の思い込みで効果の薄いケアをすることも防げます。

頭皮や毛髪の状態の記録もきちんと記録され、治療開始時からの変化も客観的に診断されます。

自分なりのケアに限界を感じている方は、専門医による診断や投薬を検討しましょう。

2：治療メニューが豊富

投薬治療をはじめ、治療方法が選べることもメリットです。

薬の種類や通院頻度もクリニックによって特徴があり、費用も差があります。

例えば、コスパ重視でジェネリック医薬品やオンライン診療で治療する、対面で丁寧に診療してもらうといった選び方も可能です。

提携のヘアサロンで頭皮ケアが受けられるサービスも有るので、頭皮ケアを重視したい方はヘアサロン併設のクリニックもおすすめです。

3：効果がなかったら返金保証

診療技術に自信があり、「万が一結果が出なければ全額返金」のクリニックもあります。

効果が出るか不安、お金を無駄にしたくないと思う方は返金保証付きのクリニックなら通いやすいでしょう。

ただし、返金の条件はクリニックによって異なり、必ず返金の対象になるとは限らないことを理解しておきましょう。

AGAクリニックで薄毛治療をするデメリット

高い効果を出しているAGAクリニックですが、デメリットもあります。

とくにデメリットと感じやすいAGA治療における3つの特徴を説明します。

1：副作用がでることもある

AGA治療に使われる薬は効果が高い反面、副作用が出ることも知られています。

副作用の起こる確率は0.1〜0.2％程度です。

これらの副作用は、適切な処方量と定期的な血液検査で予防できます。

副作用が強い場合は、減薬や薬の種類を変更することができるので、医師に相談しましょう。

2：初期脱毛が起こる可能性がある

体質によって、治療初期に抜け毛が増えると感じる方がいることが報告されています。

2ヶ月程度で収まり、その後はしっかりとした毛髪が生えてくるので心配はいりません。

しかし、毛髪を増やすはずが減ってしまうので焦る方も多いです。

毛髪の成長サイクルの乱れが改善されている証拠でもあるので自己判断で薬を中断しないようにしましょう。

初期脱毛の症状が出たら、まずは通っているクリニックに相談して、医師に状態を確認してもらってください。

3：体質や進行速度によって効果が見られないことも

体質によって薬の効果が出にくかったり、AGAの進行状態次第では治療の効果が薄いこともあります。

特にAGAの進行速度が早い方や、ある程度進行してしまったAGAでは治療効果が出にくいことがあります。

もし、自分が効果が出ないタイプかもしれないと考える方は、全額返金プランのあるクリニックを選ぶことで対策できます。

AGAクリニックの選び方

AGAクリニックを選ぶポイントは以下の4つです。

長く通うことが苦にならないコツは、事前の無料カウンセリングなどでクリニックの雰囲気をつかむことです。

1：通いやすいクリニックを選ぶ

AGA治療は最低でも半年くらい通院することになるので、通いやすいことが一番大切なポイントです。

スタッフの親しみやすさや、医師との相性も通いやすさに影響します。

通い続けたいと思える雰囲気なのかも、カウンセリング時にチェックしましょう。

2：治療の内容と費用でクリニックを選ぶ

AGA治療は自由診療なので、治療メニューや料金はクリニックによって大きく変わります。

料金体系が明確で契約内容がシンプルなクリニックを選ぶと、コスト面での心配がなくなります。

治療にかかる追加費用・オプション料金なども考慮して、続けやすい費用で通えるクリニックにしましょう。

また、最初から高額な注入治療や移植治療をしないことも大切です。

まずは基本である低用量の投薬で様子を見るなど、気軽にはじめられることを重視しましょう。

3：プライバシーの配慮されているクリニックを選ぶ

薄毛治療をしていることを他人に知られたくない方は、プライバシー配慮の行き届いたクリニックを選びましょう。

待合スペースやカウンセリングルームが完全個室になっているクリニックだと、他の患者さんと顔を合わせなくていいので気が楽です。

AGAクリニック自体が入りにくくて敷居が高い場合は、オンライン診療が充実しているクリニックを選べば問題ありません。

4：口コミ・評判が良いクリニックを選ぶ

実績があり、口コミがたくさんあるクリニックを選ぶと失敗が少ないです。

AGAは、治療例が写真つきで見られるクリニックも多いので参考にすると良いでしょう。

口コミはクリニックの様子や治療効果を確認できますが、あくまで個人の意見です。

口コミは参考程度に留め、実際に無料カウンセリングを受けるなどして判断してください。

AGAクリニックおすすめによくある質問

AGAクリニックの利用で気になる疑問6つに答えています。

同じ疑問をお持ちの方は、ここで解決してください。

1：AGAは自力で治せるの？

AGAの治療薬を個人輸入するなどして自力で治療することは可能です。

安く済むことは確かですが、健康を害するおそれがあるので、自己判断での治療はやめたほうが良いでしょう。

治療にはなりませんが、初期のAGAであれば生活習慣の改善や、市販のスカルプケア用品（育毛剤・発毛剤）でケアできます。

ただし、AGAが治るほどの効果は期待できないので、薄毛に悩む方はAGAクリニックに行くことが最善です。

2：効果が出てきたのがわかるのはどれくらい？

治療開始から3〜5ヶ月で実感できる方が多いようです。

ただしAGAの進行度・体質により個人差があるため、このくらいで効果が出るといった保証はできません。

効果のあるなしを判断する基準は、治療開始から6ヶ月くらいで治療前と現在の頭皮や毛髪の画像を比較して変化があるかどうかです。

目に見える変化がない場合や、AGAが進行している場合は治療の効果がないと判断されます。

3：AGAを予防するには？

手軽にできるAGA予防は、生活習慣の改善で頭皮の状態をよくすることです。

肩こりや喫煙など血行が悪くなる要因は改善し、頭皮を清潔に保ちましょう。

また、ストレスは大敵とされているので、適度な発散を心がけてください。

スカルプケア用品で、頭皮の衛生状態と血行促進をするのも効果的です。

頭皮マッサージやシャンプーなどは手軽にできて大きなリスクがないので、試してみてはいかがでしょうか。

4：オンライン診療は可能？

AGAは初回からオンライン診療が可能です。

診断では、オンラインでの問診表記入や、血液検査のキットが送られてきて自宅で採血して返送することで検査を行うなどできます。

AGA治療薬は宅配で送られてきます。

初回は対面で診察し、後はオンライン診療に切り替えることも可能です。

5：AGA治療を途中でやめたらどうなる？

効果があった方も投薬をやめると再び薄毛になります。

治療終了のタイミングはクリニックと相談の上で適切に判断してください。

6：健康保険は使える？

AGAは保険適用外です。

診療内容や診療費はクリニックが自由に設定するため、費用に差が出ます。

費用を抑えたい方は、オンライン診療専門やジェネリック医薬品対応など、なるべく安いクリニックを選ぶといいでしょう。

AGAクリニックおすすめのまとめ

AGAクリニックは、男性の髪の悩みに真摯に対応してくれる専門医です。

もし、髪の悩みをどこに相談しようか迷っていたら、この記事にあるおすすめAGAクリニックの中から選んでみてください。