クラウド会計ソフトおすすめ人気ランキング7選！個人事業や副業の会計業務に便利！

クラウド会計ソフトとは

クラウド会計ソフトとは、インターネット上にデータを保存することで会計業務を自動化、効率化することができるソフトウェアです。

従来はパソコンに会計ソフトをインストールし、そこにデータを保管することが一般的でした。

会計ソフトがクラウド化されていることで、インターネット環境がある場所ならどこでも利用することが可能です。

さらに、社内や税理士とのデータ共有が簡単に行えることも大きな特徴です。

これらの特徴から、リモートワークに適しているので、最近多くの企業で導入されています。

個人事業主向けと法人向けクラウド会計ソフトの違い

クラウド会計ソフトの中にも、個人事業主向けのものと法人向けのものがあり、それぞれ違った特徴や長所があります。

ここでは、個人事業主向けと法人向けで異なる点についてご紹介します。

1：わかりやすさ

個人事業主向けのクラウド会計ソフトは、簿記の知識がなくても会計業務が行えるようにわかりやすく作られていることが特徴です。

画面の指示通りに入力していけば書類が完成するといった機能があるソフトもあります。

法人向けクラウド会計ソフトよりも、初心者が扱いやすいように考えられているところが特徴と言えます。

2：機能面

法人向けのクラウド会計ソフトには、個人事業主向けにはない法人決済に関する機能があります。

また複数名で使用することができるため、会社の経理担当者や財務担当者間で共有して使うことが可能です。

個人事業主向けクラウド会計ソフトよりも、社内での利用がしやすい機能が豊富であると言えます。

3：専門性

個人事業主向けクラウド会計ソフトには、難しい専門用語を理解しやすいように説明されているものもあります。

一方、法人向けクラウド会計ソフトには、より専門的な業務を行える機能が搭載されており、会計業務担当者が作業を効率的に行うことができます。

クラウド会計ソフトは、それぞれのニーズに合わせて専門性を変更していると言えます。

クラウド会計ソフトの選び方

クラウド会計ソフトの選び方は、大きく分けて5つあります。

それぞれのクラウド会計ソフトの特徴を理解し、自分に合ったものを選びましょう。

1：自社の経理体制に合っているか

クラウド会計ソフト内の機能が自社の経理体制に適しているか確認しておきましょう。

機能面が豊富だとしても、これまでの業務から変更点が多くなる場合慣れるまで手間取る可能性があります。

基本的な会計機能はいずれのクラウド会計ソフトにも備わっています。

それぞれのソフトの特徴を把握して、適したものを選ぶとよいでしょう。

2：作業負担軽減の機能は十分か

新しくクラウド会計ソフトを導入するのですから、これまでの会計作業と比較してどれほど負担が軽減されるかに注目することが大切です。

クレジットカードや銀行口座のデータを自動で連携できたり、請求書や申告書をソフト内で発行できたりすると、大幅な作業効率化が見込めます。

これらの機能がない場合、今まで通り手入力する必要があります。

クラウド会計ソフトを利用することで、どのくらいの負担が軽減されるか確認しておきましょう。

3：操作がわかりやすいか

クラウド会計ソフト自体の扱いやすさも重要です。

特に個人事業や副業で会計業務をする必要がある場合、簿記の知識がないこともあるでしょう。

指示通りに入力するだけで作業が完結したり、アプリと連携してスマートフォンからでも利用できたりすると便利です。

クラウド会計ソフトの操作がわかりやすく、問題なく利用できるか確認しておきましょう。

4：サポート体制は整っているか

疑問やトラブルが発生した場合に備えて、相談できるサポート体制が整っているかも確認しておきましょう。

電話・メール・チャットなど、気軽に問い合わせできるサポートが充実していると便利です。

特に無料のクラウド会計ソフトの場合、サポート体制が十分でないものもあります。

会計作業に慣れていない人ほど、困ったときに頼れるサービスが豊富なクラウド会計ソフトを選ぶとよいでしょう。

5：ランニングコストは適正か

機能やサポート体制の充実度によってさまざまなプランがある場合が多いです。

さらに、料金が高ければよいかといえば、そうとも限りません。

いくら機能が豊富でも、利用しない機能がある場合高い費用を支払うだけとなります。

料金・機能・サポート体制など全てを比較したうえで、最適なクラウド会計ソフトを選ぶことが大切です。

クラウド会計ソフトの比較検証方法

ここではクラウド会計ソフトのおすすめランキングを作成する上で、何を軸として選定したかをご紹介しています。

使いやすさ

各社の情報や口コミなどを細かく分析し、『使いやすさ』を調査。これらの要素を軸にS>A>B>C>Dの5段階で評価しています。

料金

各社の情報や口コミなどを細かく分析し、『料金』を調査。これらの要素を軸にS>A>B>C>Dの5段階で評価しています。

サポート体制の充実度

各社の情報や口コミなどを細かく分析し、『サポート体制の充実度』を調査。これらの要素を軸にS>A>B>C>Dの5段階で評価しています。

クラウド会計ソフトのメリット

クラウド会計ソフトには主に5つのメリットがあります。

導入の価値があるか検討するためにも、よく確認しておきましょう。

1：簿記の知識がなくても会計業務が行える

画面の指示通りに操作するだけで必要な書類を作成することができるソフトも多く、簿記の知識がなくても経理の業務を行うことができます。

個人事業や副業で会計担当者がいない場合でも安心です。

これまで税理士に依頼していた業務をクラウド会計ソフトで行えるとなれば、税理士との顧問契約が必要なくなることもあります。

クラウド会計ソフトで行える機能をよく把握するとよいでしょう。

2：自動入力が可能

クレジットカードやインターネットバンキングと連携すると、自動でデータ入力を行います。

そのため、手動入力による誤りや手間を省くことができます。

そこから自動で帳簿や書類を作成することも可能な場合、会計業務の作業時間を大幅に短縮できます。

3：オフィス以外でも利用可能

クラウド会計ソフトは、インターネット環境があるところではどこからでも利用することができます。

そのため、リモートワークにも対応している上に、移動中や出張先でもアクセス可能です。

アプリと連携することができるソフトであれば、スマートフォンやタブレットからも操作できます。

クラウドにデータを保管しバックアップされるため、パソコンの故障時や災害時にも安心です。

4：メンテナンスが不要

パソコンへのインストール型と異なり自動でアップデートしてくれるため、バージョンアップする度にソフトを購入するという手間が省けます。

消費税増税など会計業務に関する法律の改正が行われた場合にも、自動でアップデートしてくれるので安心です。

5：問題解決が迅速

クラウド会計ソフトは電話・メール・チャットといったサポート体制が充実しています。

さらに問題が起きた場合、画面共有してチャットでリアルタイムに相談することができると、電話や文字だけよりわかりやすく解決も迅速でしょう。

クラウド会計ソフト導入のデメリット

クラウド会計ソフトにはデメリットもあります。

導入の際支障をきたさないか、よく確認しておきましょう。

1：インターネット環境が必要

クラウド会計ソフトは、パソコンへのインストール型と異なりインターネット環境が常に必要です。

通信環境が悪い場合うまく作動しないことや、途中まで行った作業が消えてしまう可能性もあります。

常時インターネット環境に留意して利用する必要があります。

2：セキュリティ対策が必須

クラウド上にデータを保管するため、便利である一方でセキュリティ対策を万全にすることが重要です。

不正ログインやサイバー攻撃等に備え、ログイン時の二段階認証やセキュリティソフトの導入も行うとよいでしょう。

パソコンやタブレットの紛失・盗難の対策に加え、情報漏えいしないようセキュリティを徹底させることが必要です。

3：慣れるまで時間を要する

クラウド会計ソフトに限らず、新しくサービスを導入した場合操作に慣れるまで時間を要します。

慣れない作業を行う際に発生しやすいミスに気を配ることも大切です。

4：ランニングコストがかかる

クラウド会計ソフトは無料で利用できるものもありますが、機能面やセキュリティ面を考慮すると有料プランを選択することも多いでしょう。

パソコンでのインストール型ソフトは、初期費用後の支払いは不要です。

一方、クラウド会計ソフトは月毎や年毎の契約となるためその都度料金が発生します。

無料のトライアル期間が設けられているソフトもあるので、プランを決定する前にそれぞれの使用感を確認しておくとよいでしょう。

プラン決定後は、コストパフォーマンスに着目して利用を継続するか検討することをおすすめします。

おすすめクラウド会計ソフトのまとめ

今回はおすすめのクラウド会計ソフトをご紹介しました。

クラウド会計ソフトにはそれぞれ特徴があるため、求めている機能が搭載されているかや、導入することによる利益をよく確認するとよいでしょう。

迷ったら無料体験版もあるランキング1位の「クラウド会計ソフト freee」を、まずは利用してみることをおすすめします。

クラウド会計ソフトを導入して、会計業務の効率化を図りましょう。