ガス会社の料金おすすめ比較ランキング10選
「ガス代が値上がりして家計が苦しい」
「もっと安いガス会社はないのかな?」
最近のガス料金の高騰で、ガス料金を少しでも抑えたいとより安いガス会社に変更しようと考える方も急増中。
しかし、2017年にガス自由化が始まって以降、各社のガス料金や電気とセットの割引プランも増え複雑になり、ガス会社の選び方に悩んでしまうでしょう。
そこで本記事では、おすすめのガス会社の選び方をガス料金の比較とともに解説します。
LPガスや都市ガスごとの比較やよくある質問もご紹介していますので、この記事を読めば自分に最適なガス会社が見つかりますよ。
気になるガス料金や割引プランなど、ガス会社選びに必要なことを詳しく解説していくので、参考にしてガス会社を選んでみてくださいね!
目次:この記事の内容
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【一人暮らし・標準家庭】ガス料金の平均価格は?
標準家庭における都市ガスの使用量は1ヶ月およそ30m3で、LPガスの使用量は1ヶ月およそ10m3です。
表ではガス料金を比較するために使用量や基本料金は標準家庭で計算しています。
【標準家庭におけるガス料金の平均価格】
ガスの種類 | 基本料金 | 従量単価 | 標準家庭の目安料金 |
---|---|---|---|
都市ガス | 1,056円 | 130円 | 4,956円 |
LPガス | 1,899円 | 608円 | 8,578円 |
LPガスは早くから料金の自由化が進んでいて、ガス料金の差が大きいことが特徴です。
都市ガスも近年の液化天然ガスの価格上昇や円安で価格の上昇が起こり、ガス会社ごとの料金の差が開きつつあります。
平均価格よりガス料金が高い家庭は、ガス会社を変えることでガス料金を安く抑えることができます。
続いて一人暮らし世帯をみてみましょう。
賃貸物件ではLPガスが多いこともあり、ガス使用量は高くなります。
一人暮らしでも毎日湯船に浸かる方は、ガス使用量が多くなりがちで平均よりガス料金がかかります。
【一人暮らしのガス使用量】
ガスの種類 | 使用量 | 1ヶ月の目安料金 |
---|---|---|
都市ガス | 11m3 | 2,533円 |
LPガス | 5m3 | 4,908円 |
一人暮らしでも自炊する方や、シャワーやお風呂でお湯をたくさん使う場合は、ガスの使用量は多くなります。
ガスの使用量が平均使用量よりも多いときは、まずお湯の節水などからはじめましょう。
ガスを節約しているのにガス料金が平均よりも高いと感じたら、ガス会社の乗り換えをおすすめします。
目次:この記事の内容
ガス料金の比較ポイントと選び方
ガス料金は、都市ガスとLPガス(プロパンガス)とで料金が違います。
都市ガスのほうが安いものの、使えるエリアが限られており、新規に開設するにはガス管工事や給湯器やガスコンロの変更などが必要です。
すでに都市ガスを利用している場合でも、プランを変更するかガス会社を変えることで料金を節約できます。
ガス料金の比較ポイントと選び方
1:サービス内容が良く安心できるガス会社を選ぶ
料金が安くてもいざという時のサポートが悪いと、ガス会社に対する不満が出てしまいます。
サービス内容が充実しているガス会社を選ぶことも大事です。
重要なサービス
- 保安や点検サービスが丁寧
- 緊急時の連絡のしやすさ
- トラブルへの迅速な対応
- 配送の体制(LPガス)
上記のほかにも、料金価格の改定などの情報がわかりやすく公開されているかもチェックしたいところです。
また、ガス器具やメーター、ガス漏れの警報機など、設備を保守するための技術力などもガスを安全に使うために欠かせない要素です。
料金の安さだけなく、サービス内容への口コミや評判も確認してガス会社を選びましょう。
2:ガス料金が安くなるキャンペーンで選ぶ
ガス料金をさらに安くするには、電気とセットで契約したり、キャンペーンを利用したりする方法があります。
キャンペーンの例
- ガスと電気のセット割
- ポイントサービス
- キャッシュバック
- 基本料金◯ヶ月無料
キャンペーンは各ガス会社が随時行っているので、うまく利用すれば料金が月々の利用料がお得になります。
目次:この記事の内容
料金が安いおすすめのガス会社を徹底比較
都市ガスとLPガスそれぞれのおすすめ業者を比較してみました。
基本料金が安いガス会社や、電気などとセットにした場合の割引率がいいガス会社を厳選しています。
料金が安いおすすめのガス会社を徹底比較
1:おすすめの都市ガス会社3社の料金比較
都市ガスは2017年の自由化で新会社の参入が増えています。
新しい会社は従来の大手企業より安い料金が特徴です。
電気や光回線、モバイルとのセット申込みなど、条件次第で料金を更に安くできることもあるので、申し込みたいサービスがあったら検討しましょう。
おすすめガス会社の料金を最も平均的な30m3で比較しました。
【都市ガスおすすめ3社のガス料金の比較】
ガス会社 | 1ヶ月の料金目安 | 特徴 |
---|---|---|
HTBエナジー 「まじめなガス」 | ・東京プラン 4,821円 ・中部プラン 6,327円 ・関西プラン 5,587円 | ・関東、東海、関西の対象エリア ・2~5%の割り引き率になる ・1年以内の解約は違約金あり |
関電ガス 「なっトクプランeo割」 | 5,242円 | ・大阪ガスエリア ・eo電気とガスをまとめて申し込む ・条件によっては高くなることも |
J:COMガス | 東京ガスエリア 6,462円 大阪ガスエリア 6,727円 京葉ガスエリア 5,404円 | ・東京ガス、大阪ガス、京葉ガスエリア ・契約プランを引き継げる ・セット割を利用しないと高い |
※原料調整費は入っていません。2022年11月時点での各社公式サイトのプラン目安料金をもとに計算しています。
HTBエナジー 「まじめなガス」は、HISグループのエネルギー会社の都市ガス料金プランです。
東京ガスの一般契約と比べて3%、東邦ガスの一般契約と比べると5%、大阪ガスの一般契約と比べると2〜5%料金が安くなります。
ただし1年以内で解約する場合、解約違約金として2,640円(税込)が発生するため、契約は慎重に行いましょう。
関電ガス 納得プランeo割は、eo電気と関電ガスの「なっトクプラン」をまとめて申し込むことでガス料金の割引を受けられます。
さらにeo光もセットで申し込むと割引率が上がります。
ただしエコウィル・エネファーム・ガス床暖房・家庭用空調機器(ガスエンジンヒートポンプ方式およびガス吸収式の機器)等のガス機器を使っている場合は、割高になるので注意してください。
J:COMガスは、ガスのみでの契約をすると割高になり、テレビや電気などのセット割を使うことでお得になるため、電気・ガス・光回線などまとめて申し込む方向けです。
1年契約または2年契約になり、途中解約で違約金が発生するため、引越しなどの予定がある場合は避けましょう。
2:おすすめのLPガス(プロパンガス)会社3社の料金比較
LPガスを安くできるおすすめの業者です。
【LPガス(プロパンガス)おすすめ3社のガス料金の比較】
ガス会社 | 1ヶ月の料金目安 | 特徴 |
---|---|---|
レモンガス | 7,810円 | ・東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県 ・セット割で安い料金に |
ニチガス | 7,547円 | ・関東(一都五県)と静岡、山梨 ・割引プランが豊富 |
ミツウロコ | ・関東、中部 10,340円 ・関西 11,880円 | ・北海道、東北、関東、中部、関西 ・電気と光回線をセットで申し込むと安い |
※原料調整費は入っていません。2022年11月時点での各社公式サイトのプラン目安料金をもとに計算しています。
レモンガスは、東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県エリアのガス会社です。
料金は普通プランだと平均くらいですが、電気料金やウォーターサーバーとのセット割に変えることで料金が安くなります。
ニチガスは関東の大手ガス会社で、関東のLPガス平均価格より1割ほど安いのが特徴です。
割引プランも豊富で、電気やインターネット回線、U-NEXTなどと一緒に契約すれば、年間1,200〜3,600円お得になります。
ミツウロコは、LPガスのみで申し込むと他社より高めです。
しかし、ガスに加えて電気と光回線を一緒に申し込んだときの割引率が高く、東電エリアでフレッツ光を利用している方が乗り換えた場合、年間で最大約31,680円安くすることができます。
目次:この記事の内容
ガス料金おすすめ人気ランキング10選
J:COM(ジェイコム) J:COMガス
HTB ENERGY(エイチティービーエナジー) HISでんき 都市ガス料金プラン
日本瓦斯(NIPPON GAS) ニチガス 都市ガス
LPIO(エルピオ) エルピオ都市ガス
LEMON GAS(レモンガス) レモンガス 都市ガス
ミツウロコグリーンエネルギー ミツウロコガス
Global Engineering(グローバルエンジニアリング) よかエネ(ガス料金)
OPTAGE(オプテージ) 関電ガス eo割
CD Energy Direct(シーディーエナジーダイレクト) あなたガス
Looop(ループ) Looopでんき+ガス
ガス料金関連おすすめ記事
ガス乗り換え時の注意点
ガス乗り換え時にはトラブルも起こりがちです。
「こんなはずではなかった」とならないように、以下の点をチェックしましょう。
よくある失敗
- 乗り換え後の料金が見積もりより高い
- セット契約が解除されて家計トータルで料金が高くなる
- 解約縛りのあるプランで解約料金がかかる
よくあるのが、ガス会社を乗り換えてからしばらくは安かったものの、割引期間が終了すると料金がほかのガス会社より割高になるケースです。
料金の割引率や対象期間はよく確認して、通常料金になったときの料金がいくらになるかもチェックしましょう。
電気やモバイル、光回線などとセットで加入して割引適用を受けている場合も注意が必要です。
ガス料金自体が安くなっても、割引適用が除外された通信料金や電気代が値上がりしてトータルでマイナスになることもあります。
契約時に年間契約プランを利用していたり、給湯器などのリース契約をしていた場合は、途中解約できないか、違約金が発生する可能性も。
解約料金が高くなければ、違約金を払ってでもガス代が安くなるガス会社に早く乗り換えたほうがお得です。
解約料金が高い場合は、乗り換えは解約金のかからない契約更新月や、リース契約終了などのタイミングで行いましょう。
また、乗り換えのときに契約中のガス会社からの引き止めや、業者の強引な営業が問題になることもあります。
しつこいセールスや引き止めは毅然とした態度で断り、それでも相手が引き下がらない場合は警察の生活安全課や消費者相談センターに相談しましょう。
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ガス会社乗り換えの手順
ガス会社の変更の手順は、ガス種を変えなければ、都市ガスとLPガスで差はありません。
ガス会社の変更手順
- 現在契約しているガス会社のプランを確認
- 新しいガス会社の契約内容(プラン)を検討
- 乗り換えでお得になることが確定したら契約へ
- 乗り換え手続き完了の書類やメールを確認
都市ガスの切り替えは、契約中の都市ガスの解約手続きは不要です。
ガス管やガスメーターはそのまま使うため、特に工事をする必要もなく新しいガス会社に乗り換えられます。
ほとんどの場合で申し込み後およそ1週間程度で切り替わります。
切り替え通知が来たら、切り替え日時や料金プランなどに間違いがないか再度確認をしておきましょう。
LPガスは事業者ごとにボンベやガスメーターが違うので、解約手続きが必要になります。
新しく契約したガス会社が解約手続きを代行してくれることが多いので、契約時に今のガス会社の解約が必要か確認しましょう。
ガスボンベ・ガスメーターの交換は、立会いが必要です。
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ガス会社選びに関するよくある質問
ガス会社を選ぶ際に、「ガス会社によってガスの質は違うのか?」「賃貸に住んでいるけれどガス会社を変えれるのか?」などといった疑問が出てくると思います。
ここではガス会社を選ぶ際に気になること、よくある質問をまとめてみました。
ガス会社選びをする前に知っておきたい!といった方は是非参考にしてみてくださいね。
1:ガス会社によってガスの質は変わるの?
ガス事業法で定められているため、ガス会社によってガスの質が変わるといったことはありません。
ガスの質はどの会社も変わらないので、ガス選びをする際は料金やアフターフォローなどといったところで選ぶことがおすすめです。
2:賃貸でもガス会社の切り替えはできるのか?
都市ガスの場合は、賃貸でもガス会社の切り替えをすることは可能です。
プロパンガスの場合は、同じボンベを1つの建物で共有する仕組みになっているため切り替えすることが不可能になります。
賃貸を契約する際に、どちらの種類のガスが対応しているのかは事前に確認をしておきましょう。
3:切り替えの際に解約料金ってかかるの?
しかし例外としてキャンペーンプランで契約期間があるプランに申し込んだり、キャンペーン内容によっては解約料金が掛かる恐れがあるので契約しているガス会社に必ず確認をしておきましょう。
4:ガスと電気はセットで申し込むのがお得?
ご自身のガスと電気の使用量によって適切なガス会社を選べば、ガス料金・電気料金がお得になるプランのガス会社もあります。
しかし、なかにはガス料金が安くても電気料金が高いといったガス会社や、逆のパターンのガス会社もあります。
ガスと電気のセットプランを契約しても、ライフスタイルにあっていないガス会社を選ぶと返って料金が高くなることもあるので注意が必要です。
契約する前にガス会社の料金シミュレーションなどを活用することをおすすめします。
目次:この記事の内容
【まとめ】ガス料金を見直してもっとお得にしよう!
この記事ではおすすめのガス料金やプラン、ガス会社選びに大切なことを詳しく説明してきました。
ガス料金は毎月発生するため、少しでもお得なガス会社やプランに入っておけばトータルで大きな料金の差が出てきます。
ガス自由化によって私たち消費者がガス会社を自由に選べるようになり、ガス会社を変えるだけでガス料金を節約することができます。
「ガス料金を見直したい」「少しでもガス料金をお得にしたい」「自分にあったガス会社に切り替えたい」といった方は是非この記事を参考にして、自分のライフスタイルにあったガス会社に切り替えてみてくださいね。
目次:この記事の内容