【2023年最新】太陽光発電パネルメーカーおすすめ人気ランキング10選 | 特徴を徹底比較
「太陽光発電で電気代を節約したいけれど、コスパのいい家庭用ソーラーパネルはどれ?」
「太陽光発電パネルって何で選んだらいいの?」
太陽光発電システムは環境に優しく家計の助けになり、電気料金の値上げもあって注目されています。
そこで本記事では、太陽光発電の選び方とメリット・デメリットを詳しく解説します。
産業用の太陽光パネルについてもご紹介しているので、企業の方もぜひ参考にしてください。
「おすすめの太陽光発電」をざっくりいうと...
- 太陽光発電の選び方は適正価格、保証内容、業者の信頼性
- おすすめの太陽光発電は東芝(TOSHIBA)太陽電池モジュール SPR-X22-360
- 太陽光発電のメリットは設置費用の適正化が進み、家計にも地球にも優しい
- 太陽光発電のデメリットは夜は発電できず、高額なのに試せない
目次:この記事の内容
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太陽光発電パネルメーカーの選び方
太陽光発電は、パネルメーカーも施工業者も数多くあるため、慎重に選びたいものです。
ここでは太陽光発電を選ぶときに押さえておきたい3つのポイントを説明します。
太陽光発電パネルメーカーの選び方
1:価格が適正
太陽光発電は太陽光パネルの発電効率と価格の兼ね合いで選びましょう。
どんなに安くても発電量が低いと損になります。
実質的な発電効率が高いかどうかは「kW単価(キロワット単価)」で比較できます。
理想的な太陽光パネルはkW 単価と価格が低く、発電量が多いパネルです。
項目 | 商品A | 商品B |
---|---|---|
設置費用 | 140万円 | 120万円 |
発電量 | 4kW | 3kW |
kW単価 | 35万円 | 40万円 |
価格が安いのは商品Bですが、コスパがいいのは商品Aになります。
提示された価格が適正なのかは、相見積もりを取ることで分かります。
最低でも複数のメーカーの太陽光パネルを2つ以上の施工業者で見積もりして、しっかりと比較検討しましょう。
2:保証やサポートが充実
太陽光発電パネルは長く使い続けるため、保証年数やメンテナンスのサポートが充実していることも重要です。
保証の種類4選
- 製品保証
- 出力保証
- 周辺機器保証
- 災害補償
保証の種類や保証期間はメーカーや製品によって異なります。
有料で保証期間を延長できるサービスもあるので購入前に確認しましょう
3:誠実で評価の高い業者
太陽光発電は高価な製品ですので、誠実で評価の高い施工業者から購入しましょう。
太陽光発電の業者を選ぶポイント3選
- 自社施工である
- 取り扱うパネルメーカーが多い
- 施工実績が100棟以上ある
自社施工の業者は外注施工に比べて、中間マージンがないため安くなり、アフターサービスも充実しています。
業者の悪評がないか、口コミなどを参考にして、実績と評価が揃っている業者に施工を依頼しましょう。
目次:この記事の内容
【用途別比較】太陽光発電おすすめパネルメーカー
太陽光発電パネルは、規模や用途によっておすすめのメーカーが変わります。
そこで用途にあわせたおすすめの太陽光パネルメーカーについてご紹介します。
【用途別比較】太陽光発電おすすめパネルメーカー
1:(住宅用比較)太陽光発電おすすめパネルメーカー3選
住宅用の太陽光パネルは以下の3社がおすすめです。
【家庭用太陽光パネルおすすめメーカー3社】
メーカー名 | Canadian Solar(カナディアン・ソーラー) HiKu CS3L-375MS | Hanwha Q CELLS(ハンファQセルズ) Q.PEAK DUO-G9 | Panasonic(パナソニック) 単結晶 太陽電池モジュール VBM300EJ02N |
---|---|---|---|
発電量 | 4.50~6.00kW | 4.26~6.39kW | 4.03~6.05kW |
変換効率 | 20.3% | 20.6% | 19.9% |
kW単価 | 22.7~26.7万円/kW | 22.8~28.2万円/kW | 26.4~32.5万円/kW |
設置価格 | 125~139万円 | 120~146万円 | 131~165万円 |
補償やサービス | ・システム保証10年 ・出力保証25年間を ・災害補償 ・エクストラ保証 | ・出力保証25年 ・機器保証12年 ・日照補償制度 ・災害補償制度 | ・出力保証25年 ・システム保証15年 ・自然災害補償 |
カナディアンソーラーは、知名度や信頼性が高く高品質なことが特徴です。
カナダで作られた太陽光発電パネルは積雪への耐性も強く、積雪の多い地域でもソーラーパネルが設置できます。
塩害やアンモニア、防砂・防塵などへの耐性があるため、長期間安定して発電してくれる太陽光パネルです。
Qセルズは知名度が低いものの、コスパが非常に良いメーカーとして人気です。
日照が少なくても発電効率がいいパネルを採用しており、曇りの日でも高い発電出力を誇ります。
強風や降雪時でも耐えられるように設計されており、災害にも強い太陽光パネルです。
パナソニックは、高性能パネル「HIT」シリーズが人気です。
高品質の太陽光パネルは台形やハーフパネルがあり、軽量で小さい屋根でも設置できるのが特徴。
「創蓄連携システム」という名称で太陽光発電と蓄電池を組み合わせるのもおすすめです。
2:(産業用比較)太陽光発電おすすめパネルメーカー3選
10kW以上の規模で設置する産業用の太陽光パネルは、以下の3社がおすすめです。
【産業用太陽光パネルおすすめメーカー3社】
ネクストエナジーは、産業用太陽光パネルの中でも発電効率の高さが自慢す。
国内メーカーにも関わらず海外メーカー並の安さで、安く国産メーカーを利用したい方に向いています。
PERC技術とハーフカットセルで発電効率が高く、コスパも非常に良くなっています。
ソーラーフロンティアはCIS太陽電池で高温時でも発電量が多いため、実質の発電効率がいいパネルです。
国内生産で降雹試験など厳しい品質試験で耐久性を確認していて、製品の信頼性が高くなっています。
産業用として比較的広い面積に設置する場合に向いています。
京セラは日本の太陽光パネルのパイオニアで、高品質かつ耐久性に優れたパネルが特徴です。
通常は施工者保証になる自然災害補償がメーカー保証の中に含まれているのが最大のメリット。
どこの施工業者で設置しても、自然災害による設備の破損は必ず補償されます。
目次:この記事の内容
おすすめの太陽光発電のランキング基準
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太陽光発電おすすめ人気ランキング10選
東芝(TOSHIBA) 太陽電池モジュール SPR-X22-360
- 国内メーカー
- 高コスパ
- 高い発電効率
モノシル編集部のレビュー
コンパクトなのに高い発電量
家電でもおなじみの東芝は世界一の発電効率が魅力で、少ないスペースを活かして高い発電量が期待できます。
非常にコンパクトなデザインで、屋根が小さいご家庭でも利用しやすいでしょう。
パネル自体は海外製のものを採用していますが、「出力保証25年」、「システム保証15年」と保証も充実しているので安心です。
大手メーカーであるものの、太陽光発電パネルに参入したのは2009年とまだ実績が少ないことを不安に思う方がいるかもしれません。
また、パネルの出力やシステムに対しては保証がありますが、自然災害に関しては対象外となっているため注意が必要です。
東芝(TOSHIBA) 太陽電池モジュール SPR-X22-360
おすすめポイント
- 小さい屋根でも利用しやすいコンパクトさ
- スペースに対する発電量が高い
- 保証が充実
東芝(TOSHIBA) 太陽電池モジュール SPR-X22-360
デメリット・気になるポイント
- 太陽光発電に関してはまだ実績が少ない
- 自然災害は保証の対象外
- 料金が比較的高価
長州産業(CIC) 高効率単結晶 Bシリーズ
モノシル編集部のレビュー
すべて自社で手掛けてているから安心
長州産業は製造工程のすべてを自社で手掛けており、技術力の高さが評判のメーカーです。
紫外線も取り込んで発電に利用できたり、パネルの温度上昇を抑えて真夏でも安定して発電できたりと、独自の技術で高い発電効率を実現しています。
また、施行後の屋根のトラブルや雨漏りなどにも無償で修理対応が受けられるのがありがたいポイントです。
長州産業の製品が特別に値段が高いわけではないですが、ほかの格安のメーカーに比べるとコストパフォーマンス面で微妙というのがデメリットにあげられます。
また、メーカーで設定している価格に比べて高額な値段で取り扱っている販売業者もいますので、適正な価格かどうかをしっかり見極める必要があります。
長州産業(CIC) 高効率単結晶 Bシリーズ
おすすめポイント
- 自社で製造工程のすべてを行っているので安心
- 発電効率の高い独自のパネル
- トラブル時には無償で修理対応可能
長州産業(CIC) 高効率単結晶 Bシリーズ
デメリット・気になるポイント
- コストパフォーマンスは微妙
- 店によっては取り扱っていないことも
- 取り扱い業者によっては高額で販売している場合も
Panasonic(パナソニック) 単結晶 太陽電池モジュール VBM300EJ02N
モノシル編集部のレビュー
太陽光発電でも長い歴史を持つ大手メーカー
家電大手ブランドのパナソニックは、実は太陽光発電で40年以上の歴史を持っています。
長年の実績に基づく大手の安全性、信頼性が最大の売りです。
耐久性の高さも特徴で、地震や台風の多い日本の環境に合わせ厳しいテストに合格したことが証明されています。
パネルを屋根に設置する際も、パナソニックが認めている登録業者が行うため施行後のトラブルに関する不安が軽減されるでしょう。
高品質なパネルである分、値段が高いというのがデメリットとして上げられます。
設置場所の条件をしっかり確認しておかないと、「思ったよりも発電量が少なかった」ということになりかねません。
Panasonic(パナソニック) 単結晶 太陽電池モジュール VBM300EJ02N
おすすめポイント
- 大手ならではの信頼性
- 厳しいテストで証明されている耐久性
- 登録業者が設置するのでトラブルが起きにくい
Panasonic(パナソニック) 単結晶 太陽電池モジュール VBM300EJ02N
デメリット・気になるポイント
- 高品質な分価格は高め
- 発電量は天気に左右される
- 設置場所によっては発電量が少ない場合も
京セラ(KYOCERA) エコノルーツ タイプL KK315P-5EL3EG
モノシル編集部のレビュー
日本で最初に太陽光パネルを発売したメーカー
京セラは、日本で初めて太陽光パネルを発売したメーカーだと言われています。
一番の売りは、パネルの耐久性の高さです。
自社に設置しているパネルは40年近く経った今でも現役で活躍しており、長い時間をかけてその実力を発揮していることが伝わります。
災害の多い日本で太陽光パネルを設置するにあたり、「自然災害保証」が10年ついているのも京セラならではです。
料金をプラスすれば保証期間を延長することも可能です。
耐久性が売りの京セラですが、デメリットをあげるとすると発電効率が特別高い訳ではないという点ではないでしょうか。
少しでも効率良く発電量を増やしたいという方には、不向きかもしれません。
京セラ(KYOCERA) エコノルーツ タイプL KK315P-5EL3EG
おすすめポイント
- 日本で最初に太陽光パネルを発売したという実績
- 40年経っても使える耐久性
- 自然災害の保証あり
京セラ(KYOCERA) エコノルーツ タイプL KK315P-5EL3EG
デメリット・気になるポイント
- 発電効率はそこそこ
- プランによっては電気代が割高になることがある
- 天候によって発電量が下がる可能性も
SOLAR FRONTIER(ソーラーフロンティア) 太陽電池モジュール SFK190-S
モノシル編集部のレビュー
悪天候や日陰にも強い太陽光パネル
ソーラーフロンティアは宮崎県の自社工場でパネルを製造しているメーカーです。
一般的に使われているシリコン系のパネルとは違うCIS太陽電池を採用しているのが特徴になります。
このパネルを使うことで、悪天候や日陰でも影響が少ない、高温になっても出力ロスが少ないなどのメリットがあります。
値段もシリコン系のパネルよりも安価なことが多いため、設置スペースに余裕があるご家庭には特におすすめです。
大手メーカーに比べて名前があまり知られていないので、「よく知らないメーカーのものを選ぶのは不安…」という方にはあまりおすすめしません。
また、設置後に不具合があった際の対応が遅いといった声がみられていました。
SOLAR FRONTIER(ソーラーフロンティア) 太陽電池モジュール SFK190-S
おすすめポイント
- 国内の自社工場でパネルを製造
- 独自のパネルで悪天候に強い
- パネルの値段が比較的安い
SOLAR FRONTIER(ソーラーフロンティア) 太陽電池モジュール SFK190-S
デメリット・気になるポイント
- メーカーとしての知名度は高くない
- トラブル時の対応が遅いことがある
- 発電効率はあまり良くない
Hanwha Q CELLS(ハンファQセルズ) Q.PEAK DUO-G9
モノシル編集部のレビュー
悪天候でも高い発電効率を維持
ドイツ生まれのQセルズは曇りや雨の日でも発電効果が落ちにくいという強みがあります。
独自のセルを取り込むことで、太陽光をパネル内で何度も反射させ発電量を増やすことに成功しました。
また、「25年経過しても82.6%の出力を保証」というデータもあり、長期的に見ても高い発電力の維持が期待できます。
Qセルズで取り扱っているパネルは、長方形のみになります。
複雑な形をしている屋根で太陽光パネルを設置しようとすると、「思ったよりも設置できる範囲が狭かった」ということになる可能性があります。
また、本来Qセルズはドイツのメーカーですが、一度倒産し韓国のハンファグループが買収したことで現在も経営継続をしています。
現在は、安定した経営をしていますが、「また倒産するのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。
Hanwha Q CELLS(ハンファQセルズ) Q.PEAK DUO-G9
おすすめポイント
- 天気の悪い日も発電効果が落ちにくい
- 独自のパネルで発電量を増やす
- 長期間高い発電力を維持
Hanwha Q CELLS(ハンファQセルズ) Q.PEAK DUO-G9
デメリット・気になるポイント
- 取り扱っているパネルは長方形のみ
- 一度倒産している経歴があり不安になるかも
- 海外メーカーのためサポートはいまいち
Canadian Solar(カナディアン・ソーラー) HiKu CS3L-375MS
モノシル編集部のレビュー
世界で人気のコスパ抜群太陽光パネル
カナダのメーカー「カナディアン・ソーラー」は、高い発電効率と価格の安さが人気のメーカーです。
全世界で150ヵ国以上に導入されている実績があり、日本でもコスパの良さから購入する方が増えています。
年中無休で午後8時まで対応の電話サポートを行っているため、海外メーカーならではのアフターサービスに関する不安も少ないでしょう。
日本でも人気のカナディアンソーラーですが、海外メーカーであることから日本での展開を撤退する可能性はゼロではありません。
また、パネルの形は長方形のみとなっているので設置できる範囲とパネルの大きさをしっかり確認してから購入する必要があります。
Canadian Solar(カナディアン・ソーラー) HiKu CS3L-375MS
おすすめポイント
- コスパの良さで世界から支持
- 電話サポート対応しているので安心
- 悪天候でも発電が可能
Canadian Solar(カナディアン・ソーラー) HiKu CS3L-375MS
デメリット・気になるポイント
- 日本で取り扱わなくなる可能性はゼロではない
- パネルの形は長方形のみ
- 長く使用するためにはお手入れが必要
XSOL(エクソル) 住宅用太陽電池モジュール XLM120-380L
モノシル編集部のレビュー
太陽光発電を総合的に扱う国内メーカー
もともと滋賀県で設立された太陽光パネル販売会社から立ち上げられたエクソルは、「太陽光発電の総合企業」の名のもとに太陽光に関するさまざまな事業を展開しています。
太陽光発電に特化したメーカーのものがいいという方にはおすすめです。
また、通常は太陽光パネル設置時は同一方向に4枚は必要と言われていますが、エクソルでは太陽光パネルを1枚から設置可能です。
屋根の面積が小さいご家庭でも比較的気軽に始めやすいでしょう。
会社自体が比較的新しく、実績が少ないのがデメリットと言えます。
データが少ない分、相場の正確さも実績のある他社に劣る可能性があります。
XSOL(エクソル) 住宅用太陽電池モジュール XLM120-380L
おすすめポイント
- 国内メーカーだから安心
- 太陽光発電のことを総合的に相談できる
- パネル1枚から設置可能
XSOL(エクソル) 住宅用太陽電池モジュール XLM120-380L
デメリット・気になるポイント
- 知名度がないため不安に感じることも
- 会社が新しいため実績が少ない
- 取り扱いをしていない販売店もあり他社と比較しづらい
Next Energy(ネクストエナジー) 太陽電池モジュール NER120M340J-MB
モノシル編集部のレビュー
コンパクトで屋根への負担が少ない
ネクストエナジーの太陽光パネルはサイズが小さく、重量が軽いのが特徴です。
サイズが小さいため屋根の面積が狭くても設置しやすく、重量が軽いことで屋根への負担も軽減できます。
国内メーカーにも関わらず、海外メーカー並みの価格の安さも人気の理由です。
また、自然保証や自然災害保証などのアフターサービスが充実していることも魅力のひとつです。
国内メーカーで価格もお手頃なネクストエナジーですが、知名度が高くないため販売店によっては取り扱いしていないことがあります。
その場合、太陽光パネルを購入する前に複数のメーカーで見積もりをしたくても、比較がしづらく不便に感じるかもしれません。
Next Energy(ネクストエナジー) 太陽電池モジュール NER120M340J-MB
おすすめポイント
- コンパクトで設置しやすいパネル
- 海外メーカー並みのお手頃価格
- アフターサービスが充実
Next Energy(ネクストエナジー) 太陽電池モジュール NER120M340J-MB
デメリット・気になるポイント
- 知名度が低く不安になることも
- 販売店によっては取り扱いがない
- 他社との比較がしづらい
SHARP(シャープ) 太陽電池モジュール NQ-254BM
モノシル編集部のレビュー
大手メーカーの信頼と実績が魅力
家電大手メーカーであるシャープの太陽光発電パネルは、その実績による信頼と実績が魅力です。
日本の住宅に合わせた設計をしており、少ないスペースを無駄にしない超細型タイプのパネルや三角形のパネルなどを組み合わせて、すき間なく屋根に設置することが可能です。
国際基準よりも厳しい独自の品質テストを行っているため、長年の使用にも耐えられる耐久性が特徴になります。
国内大手メーカーでは品質やサポートが充実している反面、価格が高くなりやすいというのがデメリットになります。
また、製品のラインナップも充実してついついグレードの高いものを選びたくなりますが、予算をしっかり決めて購入するようにしましょう。
SHARP(シャープ) 太陽電池モジュール NQ-254BM
おすすめポイント
- 国内大手の信頼
- 日本の屋根に合わせたパネル
- 独自のテストで耐久性を保証
SHARP(シャープ) 太陽電池モジュール NQ-254BM
デメリット・気になるポイント
- 価格は高めの設定
- 種類が多く決めるのが難しい
- 保証は最大で15年まで
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太陽光発電パネルを設置するメリット
自宅に太陽光発電を設置するメリットは4つあります。
太陽光発電パネルを設置するメリット
1:家計の助けになる
太陽光発電の最大のメリットは電気代を節約できることです。
発電した電気を自分で消費すれば、その分の電気代はかかりません。
余った電気は売電収入になり、ダブルの節約効果があります。
さらに、蓄電池や電気自動車との連携で節電効果を高めることもできます。
最近は電気代も高騰していて太陽光発電のメリットも大きくなっていますから、恩恵を感じやすいでしょう。
2:設置費用の低価格化が進んでいる
太陽光パネルの普及と技術の進歩で太陽光発電システムの価格は安くなっています。
年度 | 1kWあたりの設置費用 | 4kWタイプの設置費用 |
---|---|---|
2016年度 | 36万円 | 144万円 |
2021年度 | 27.5万円 | 110万円 |
2016年に1kWあたり36万円だった設置費用も、2021年度には27.5万円と値下がりしています。※
一般的な住宅用の4kWタイプで、34万円値下がりしていることになります。
設置価格が下がればそれだけ元を取りやすくなり、お得に設置できることになります。
3:補助金を活用できる
住宅用太陽光発電の設置には自治体からの補助金がでます。
自治体により条件は異なりますが、10,000円〜50,000円が補助されます。
家庭用蓄電池を同時設置すると補助が上乗せされる自治体もあり、設置費用の削減になります。
気になる方は、お住まいの自治体の補助金額を確認してみましょう。
目次:この記事の内容
太陽光発電パネルを設置するデメリット
太陽光発電にはデメリットもあり、気をつけないと設置後に後悔する事例もあります。
メリットよりもデメリットが大きいと感じたら、無理に設置しないようにしましょう。
太陽光発電パネルを設置するデメリット
1:天候に左右されやすく、夜間の発電ができない
太陽光発電は曇りや雨の日には発電効率が落ち、梅雨時などは思うように発電できないと感じるかもしれません。
天気はいい日もあれば悪い日もあり、年間の発電量はそこまで転向の影響を受けないので、気にしなくても大丈夫です。
また、夜間には発電できないので、「日中仕事で家にいないときに発電して、夜の電気使用量が多いときに発電していないのでは節電効果がうすい」という方もいます。
発電量のムラや無駄は、蓄電池を併設することで解決できます。
日中は留守がちのご家庭は、蓄電池を活用することをおすすめします。
2:それなりの設置場所や費用がいる
太陽光発電は、発電効率の関係でパネル面積がある程度必要です。
パネル面積が少ないと発電量が少なく設置する価値が下がりますから、狭小住宅には向いていません。
パネル以外の設備(パワーコンディショナーや蓄電池)にも設置場所や費用が必要なので、それらも準備する必要があります。
太陽光発電は安くなったといっても初期費用が100万円以上しますし、定期的にメンテナンス費用がかかり、発電量によっては損になります。
場所や費用を考えて、設置に適しているのかよく考えて購入しましょう。
3:試すことができない
太陽光発電はお試し設置ができません。
そのため、実際に設置すると「こんなはずではなかった」と後悔する場面もでてきます。
一番大きいのが、シミュレーションと実際の発電量が大きく違うことです。
思ったよりも発電量が少なく、売電収益が出ないことで設置費用が回収できないという話も聞かれます。
失敗防止の対策は、検討時のシュミレーションは複数の業者とシステムで行い、設置を焦らないことです。
目次:この記事の内容
太陽光発電パネルに関してよくある質問
太陽光発電は頻繁に購入するものではないので、馴染みがなく疑問もたくさん出てきます。
太陽光発電を選ぶときの疑問をまとめました。
太陽光発電パネルに関してよくある質問
1:太陽光発電に向いていない住宅があるの?
太陽光発電の設置ができない住宅はあります。
太陽光発電が設置できない住宅の例
- 屋根面積が小さい狭小住宅
- 日当たりが悪い
- 屋根の形が複雑
- 屋根や壁材の強度が足りない
条件が悪い住宅に理に設置しても発電量が足りなくて赤字になったり、家が傷んだり雨漏りしたりしてトラブルになります。
向いていない住宅にお住まいの方は太陽光発電を諦めましょう。
2:太陽光発電パネルの売電価格が下がって元が取れなくなったって本当?
売電価格が下がったからといって、設置費用の元が取れないことはありません。
自家発電によって節約できた電気代で十分元が取れます。
設置費用を回収できないのは、ほかに原因がある事がほとんどです。
太陽光発電の元が取れない原因
- シミュレーションよりも実際の発電量が著しく低い
- 売電収入を当てにして無理をして設置した
- 相場よりも価格が高い悪質業者で施工した
このような目に合わないためにも、複数の業者でしっかりとした見積もりをしてもらいましょう。
3:太陽光発電パネルの反射光トラブルが心配です
反射光トラブルで問題になったのは空き地に設置された大型の産業用発電システム(メガソーラー)です。
住宅向けではトラブルが起こりにくいので、気にする必要はありません。
近隣への配慮として業者に相談し、北向きの屋根に設置しない、パネルの設置角度に注意する、日の差し込み具合を時間ごとに確認といった検討をします。
4:太陽光発電パネルメーカー悪質業者の特徴は?
太陽光発電でトラブルになる悪質業者には以下の特徴があります。
悪質業者の特徴
- 訪問販売
- 相見積もりを取るのを嫌がる
- 設備の寿命やメンテナンス費用の説明をしない
- メリットばかりを強調する
- 契約を急ぐ
このような特徴のある業者は避けましょう。
5:太陽光発電パネルには蓄電池は必要なの?
蓄電池はなくても発電できますので、必須ではありません。
蓄電池があれば日中に作った電気をためて夜に使うなど、作った電気の使用効率が上がります。
また、停電対策として非常に有効なので、検討する価値は十分あります。
設置場所や予算に余裕があればできるだけ蓄電容量の大きい製品を導入しましょう。
目次:この記事の内容
太陽光発電おすすめのまとめ
太陽光発電は、電気代の節約ができて災害時の電源としても役立ちます。
一方で、設置場所や費用もかかり、条件によっては割に合わない買い物になってしまいます。
太陽光発電選びで失敗したくない方は、ぜひこの記事のおすすめの太陽光発電から選んでみてください。
目次:この記事の内容