猫を飼う前にチェック!病気や怪我になった時にも安心な猫のペット保険
猫を家族にお迎えするにあたって、病気や怪我のことを不安に思っている人も多いのではないでしょうか。
元気で長生きしてほしいけれど、負担はなるべく抑えたい、という方はペット保険への加入がおすすめです。
保険内容や相場、選び方などについて詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
目次:この記事の内容
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ペット保険とは
ペット保険とは、ペットが怪我や病気で動物病院に通院し、治療を受ける際にかかる医療費の一部を補償するものです。
ペットのケガ・病気の治療にかかった医療費は、保険に加入していない場合、100%飼い主の自己負担となってしまい、大きな家計の負担にもなります。
大切なペットに十分な治療を行い、家計の負担を減らすためにもペット保険への加入者が増えています。
1:ペット保険とはどんなサービスなのか
ペットには人間の健康保険のような制度がありません。
自由診療となり、かかった費用は全額自己負担です。
ペット保険は、月または年単位で保険料を支払うことで通院・入院・手術にかかった費用を限度額内で、決まった割合分の費用を負担する仕組みです。
飼い主は費用の一部負担で済むので、経済的にも安心してペットと暮らすことができるようになります。
また、特約を併せて申し込むことで、ペットが家族以外の人に怪我をさせてしまったり物を壊してしまった時の保障もつけることができます。
プランごとに付帯のサービスは異なるので申し込み時に希望にあったものを探してみてください。
詳しい補償内容はこちらをご覧ください2:いつから普及し始めた制度?
日本でペット保険ができたのは1995年です。
それまでのペット医療には公的制度がなく、飼い主が治療費を全額負担しているという状況でした。
ペット保険はヨーロッパが発祥とされており、日本での歴史はまだ浅いです。
ペット保険先進国のイギリスやスウェーデンではペットと共存する上で、保険は必要不可欠です。
日本はペット保険において後進国とされていますが、2005年に法改正がされ普及率は年々増加傾向にあります。
法改正がなされたことにより、保険を取り扱うための免許や規制制度が整えられました。
少額短期保険会社もしくは損害保険会社のみが保険を取り扱えるようになり、無認可や悪質なペット共済が廃止されたので、安心して保険に加入ができます。
ペットといっても、病気になれば手術をしたり怪我をすれば通院も必要です。
全て自己負担では飼い主の負担が大きいことやペットを家族のように大切に育てたいと思う飼い主が増え、認知度・加入率ともに増えてきています。
3:対象になっている動物は?
保険会社によって取り扱っている動物は異なりますが、主に猫や犬、さらにはハムスター・うさぎ・フェレットをはじめとした小動物や鳥類・爬虫類も対象としている保険もあります。
様々なペットが飼われるようになり、保険対象のペットも幅広く、ペット保険を取り扱う保険会社も増加しており、保障の内容も加入プランによって多岐に渡っています。
ペット保険についての詳しい情報はこちらをご覧ください目次:この記事の内容
猫用保険おすすめ人気ランキング10選
ペット&ファミリー損保 げんきナンバーわんスリム
リトルファミリー少額短期保険 わんデイズ・にゃんデイズ
アイペット損保 うちの子
アニコム損保(anicom) どうぶつ健保ぷち
アイペット損保 うちの子 ライト
SBIいきいき少短 ペット保険
楽天損保 スーパーペット保険
アクサダイレクト ペット保険
au損保 ペットの保険
アニコム損保(anicom) どうぶつ健保ふぁみりぃ
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猫を飼うときに保険加入は必要?
飼い主の負担を軽減させるだけでなく、昨今ペットの寿命が伸びているなか、高齢になるにつれかかる病気も増えます。
大事なペットに長く健康な状態で生きてもらうためにも保険への加入が必要だと思う人が増えています。
猫を飼うときに保険加入は必要?
1:猫の寿命や病院にかかる主な理由
現在、猫の平均寿命は約15年です。
これは年々伸びている傾向にあり、10年で約1年も伸びているという結果もでています。
この理由としては、ペットの飼育知識の高まり、医療技術の高度化、ペットフードの品質向上などが挙げられます。
猫や犬の3大疾患と呼ばれるものは「心臓病」「腎臓病」「悪性腫瘍」です。
それ以外にも猫ならではの病気・怪我では、 膀胱炎、消化不良などによる胃炎・胃腸炎・腸炎、心筋症、結膜炎などの目の病気、糖尿病、尿石症、歯肉炎・歯周炎など様々。
さらに猫の場合は、高いところに登る習性があり、落下による怪我により通院をすることも少なくありません。
また、家を空けることが多い家庭は誤飲などのリスクもあります。
2:猫の病気や怪我でかかる治療費
猫にかかる動物病院の月額費用は、月額平均6,991円(年間で約8万4,000円)と平成27年度に行われた日本獣医師会による「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査」にて報告されています。
保険に加入していない場合は、100%飼い主の自己負担になるため、人間が通院するよりも医療費がかかってしまうのが現実です。
主な通院や治療の例として一般的にかかるとされる金額は、猫がかかりやすいとされている外耳炎で1回の通院費に約7,000円が必要です。
こちらは一度かかるとクセになる傾向があるので、何度も通院が必要になる可能性もあります。
また、胃腸炎による通院(3日分)で約20,000円、誤飲では手術が必要になった場合、手術費として約190,000円さらに入院費(6日)に約136,000円がかかることもあるといわれています。
3:どのような飼い主が加入を検討すべき?
初めてペットを飼う人は、不安も多く安心して飼育をしたいもの。
いざという時に安心して病院へつれて行けるように保険加入をしておくことがおすすめです。
初めての人に限らず、ペットの健康維持のために、金銭的な心配をしなくても済むように全ての飼い主にペット保険の加入を検討しましょう。
高度医療などを受けるにも金銭的な負担が少ない方が、選択肢の幅を広げることができるので、いざという時に後悔のない治療を行うことが可能になります。
ペットの様子が変だな、元気がないなと思ったときに金銭的な心配がなく気軽に病院へ行けることで病気や怪我の早期発見・早期治療につながることも加入のメリットです。
目次:この記事の内容
猫の保険で抑えておくべきポイント
保障内容や加入の流れ、保険選びで事前にチェックしておくポイントについてまとめました。
猫の保険で抑えておくべきポイント
1:基本的な保障内容
ペット保険に対応しているのは、大きく分けて「通院」「手術」「入院」の3つにかかる費用です。
また、保障内容にもいくつかの種類があります。
【1】通院・入院・手術フルカバータイプ/限度日数・限度金額あり
【2】通院・入院・手術フルカバータイプ/限度日数・限度金額なし
【3】通院・入院・手術フルカバータイプ/免責金額あり
上記のように保険会社やプランによって、負担の割合などが異なります。
「手術・入院のみ」「通院のみ」というプランなどもあり、安価で加入できるものもあるので、飼育状況や家計に応じて最適な保険を選びましょう。
2:保険の仕組み
保険の加入対象となるのは、基本的に生後1〜2ヶ月から8〜10歳くらいまでとされています。
年齢と共に月額が変動する可能性もあるので、早めの加入検討がおすすめです。
申し込みは、インターネットや書類送付で行えるので、自宅にて気軽に手続きができます。
支払い方法はクレジットカード払いと口座振替のいずれかを選べるものが一般的で、月払い・年払いも選択が可能です。
申し込みから数週間で保険証が届くので、病院に行く際は保険証を持参してください。
なお、申し込みの際には以下のような項目を申告し、審査を行う必要があります。
・種類、品種
・生年月日
・体重
・既往症や持病
・ワクチン接種の有無
・動物病院の受診歴 など
加入対象外の年齢だった場合や、持病や再発リスクの高い病歴がある場合は、審査に通らないこともあるので注意が必要です。
保険の適用は、即日適用の場合もありますが、一定期間補償対象外となる「待機期間」が設けられていることもあります。
待機期間に病気になった場合、治療費は保険で負担することができないので申し込み時にきちんと確認をしましょう。
3:保険を選ぶ際の注意点やチェックすべきポイント
【1】加入目的を明確にする
申し込みしたものの、保障内容が希望と異なることがわかり、解約を検討することになってはせっかく加入した意味がありません。
あらかじめ「ちょっとしたケガや体調不良でも気兼ねなく病院を利用したい。」「病気の入院・手術に備えられるもので、負担はなるべく減らしたい。」など家計の状況を確認しましょう。
そのうえで、どのようなプランを希望するのかを一度明確にし、保険選びをしていきます。
【2】費用負担のイメージ
保険のプラン・金額に応じて「治療費の何パーセントが補償されるか」という「補償割合」が異なるので、こちらも確認が必要です。
保険会社やプランによって、治療費の50%や70%のものが一般的ですが、なかには100%補償のものもあります。
「毎月の保険料が高くてもいざという時の自己負担は0円にしたい。」「自己負担はある程度想定しておくので、毎月の保険料を抑えたい。」など希望に合わせたプランを選択しましょう。
なお、補償割合にかかわらず自己負担となる免責金額が設定されているものもあるので、加入前にあわせて確認してください。
【3】保障内容がペットの種類や年齢にあったものかどうか
ペットの種類によってかかりやすい病気が異なるので、そこをきちんとカバーしている保険かどうかの確認が大切です。
猫の保険においては、かかりやすい病気や怪我の他に、歯周病の治療も対象になっているか確認をしましょう。
歯周病はかかりやすいだけでなく、状態によって治療方法が異なり、抜歯が必要になることも。
抜歯をするためには麻酔を使用するため、費用が高額になることもあります。
また、発見が遅れるとその他の病気を併発することもあるため注意が必要です。
補償対象であれば病院へ通いやすくなり、早期発見・治療開始にも繋がるため、加入前に確認しましょう。
また、特約についても確認をしておきましょう。
主な特約としては、ペットが家族以外の人に怪我を負わせてしまった場合の治療費負担をするものがあります。
その他にも、死亡時の葬儀や供養にかかる費用を一部負担できるもの、怪我により車椅子などが必要になった場合の費用負担などがあります。
【4】長期的にみた負担額も考える
猫も年齢を重ねると、様々な病気にかかる可能性が増えてきます。
そのため保険料は加入時のままではなく、更新時の年齢で変動するのが一般的です。
何歳でどれくらい上がるのかをあらかじめ確認し、総合的に負担する金額のイメージも持って検討することが大切です。
目次:この記事の内容
猫の保険に関するよくある疑問
保険選びで参考にできるよくある疑問をご紹介します。
1:猫のペット保険の相場
プランや加入のタイミング、年齢により異なりますが、平均すると月額2000円前後です。
安いものでは、月額1000円以下のものもあるので、希望に合わせて選ぶことができます。
2:保険対象外となるもの
不妊・去勢手術、ワクチン予防接種、健康診断など病気以外の理由で病院にかかる場合は、保障対象外のため保険に加入していても全額負担が必要です。
また、爪切りた耳掃除などお手入れに関するものについても同様に保険対象外となります。
先天的な疾患についても対象外になることがあるので、加入前の確認が必要です。
3:病気になってからの保険加入もできるか
加入できるものもありますが、加入時にかかっている傷病は補償対象外になるものや月額が高額になる場合も多いので注意が必要です。
4:高齢でも加入可能か
加入対象となるのは、生後1〜2ヶ月から8〜10歳くらいまでが一般的です。
なかには10歳以上の高齢でも加入可能なプランがありますが、高額になることもあるので加入前に確認をしましょう。
5:終身加入もできるのか
終身加入が可能で、途中解約をしない限り一生涯に渡って更新を行える保険があります。
近年ペットの寿命は伸びている傾向にあるので、加入前にこちらの条件も確認をしておきましょう。
6:割引制度はあるのか
割引にも様々なものがあり、飼っているペットが2頭以上の場合に適用される多頭割引は、多頭飼いすることも多い猫を飼う上では、確認しておきたい割引になります。
その他、インターネット申し込みで適用されるインターネット割引、マイクロチップを装着している場合に適用されるマイクロチップ割引などもあります。
目次:この記事の内容
猫の保険、口コミで人気のおすすめ5社を徹底解説
最後に、加入を検討する際に参考にしていただきたい口コミでも人気の保険をご紹介します。
猫の保険、口コミで人気のおすすめ5社を徹底解説
1:アイペット|うちの子
月額2,990円で70%負担、月額2,400円で50%負担です。
歯周病にも対応しており、保険利用状況による補償対象外項目の追加がなく、9歳からは保険料が定額になるので、高齢になっても安心です。
このプラン以外にも、通院保障のないライトプラン(月額780円)もあります。
2:ペットメディカルサポート
月額2,440円で100%負担、月額1,950円で70%負担、月額1,320円で50%負担です。
免責期間はないので、保険開始日から保障対象になります。
他社に比べてリーズナブルなのに、年齢による負担費用の増加が緩やかなので、続けやすい保険です。
3:アニコム|ふぁみりぃ
月額3,330円で70%負担、月額2,500円で50%負担です。
どちらもケガや病気での通院、入院、手術をフルカバー補償しています。
また、月額140円のみで特約もセットに。
通常プラン以外に、通院保障を除いた「ぷち」、8歳以上でも加入可能な「しにあ」プランもあります。
4:FPC|フリーペットほけん
月額1,950円で70%負担、月額1,590円で50%負担です。
歯科治療にも対応しているほか、年齢による保険料の増額は2回だけというシンプルな料金設計のため、無理なく生涯継続をしやすい保険になっています。
5:楽天損保|スーパーペット保険
月額2,470円で70%負担、月額1,860円で50%負担です。
最大の特徴は、保険料の1%分の楽天ポイントが貯まること。
保障内容も歯科治療に対応しているなど安心の内容です。また年齢以外の理由で保険費用が増額になることもありません。
目次:この記事の内容